先日友人と、とある町の、定食屋に入りました
カウンター2席、4人テーブル3つの、比較的小さなお店
デミグラスソースのような、独特の黒いソースがかかったかつ定食を食べました。美味い😋
待っている方も多いし、いざ「お会計お願いしま~す!」
「はい、○○円です」
「クレジットカード使えますか?」
「すみません、うちは現金だけなんですよ」
飲食店については、当然お店によるんですけど、チェーン店はおおむね、キャッシュレスが進んでいるイメージ🤔
逆に、個人で少人数で営む家族経営的なところや、人の回転が少ない、こじんまりしたお店は、キャッシュレス導入率は低いように感じています🤔
私個人手としては、あまり財布を持ち歩かないので、なるべくキャッシュレス対応していただけるとありがたい‥😅
「現金オンリー」と言われた時の対策として、手帳型スマホケースの内ポケットに、万札か5000円札を折りたたんで1枚、入れておく💰
想定外の「現金オンリーです」の時に使います。無銭飲食になりかねません😅2週間に、1回程度使う場面に出くわします。
あまり現金を持ち歩かない理由はいろいろとありますが、一番の理由は「収支」の把握が楽だから。要は、家計管理が楽だからです。
あと、決済も現金と比べて早いし!(笑)
そんな私ですが、病院に行くときだけは必ず、現金の入った財布を持っていきます🏥
病院って、現金オンリーのイメージ、ないですか?
私がここ数年間でお世話になった病院も多くが、現金のみです。
キャッシュレスにしてくれないかな~、といつも思っているのですが。
以下、ここ数年で通った病院です。
①JA系統の病床350を超える総合病院
②町の眼科
③町の耳鼻科
④町の皮膚科
⑤町の歯科
⑥町の呼吸器内科
キャッシュレス(クレジットカード)対応は①⑥だけです。
②~⑤は現金のみでした。
ある時期まで、病院は現金しか使えないシバリがあるのかな?と思っていたくらい、どこの病院も現金のみの印象です。
インターネットで調べてみると、ちょっと古いですが、
経産省の資料(調査は三菱UFJリサーチ&コンサルティング)が出てきました。
※令和2年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業報告書(2021.3経産省)https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2020FY/000709.pdf))
同資料によりますと、2018年度の医療機関におけるキャッシュレス決済比率(金額ベース)は、7.3%。全体のキャッシュレス比率24.1%と比較すると、低い・・
2018年当時のデータなので、その後の伸び率は分かりませんが、コロナ直後に全国の多くの自治体がPayPayポイント還元セールをやっていたことを考えると、いまはもっと、相当な開きが出ているかもしれませんね。
では、なぜ医療機関ではキャッシュレス普及が進みにくいのか。
主要な要因のひとつに「決済手数料の負担」が言われているみたいです。
簡単に言うと、
・たとえば飲食店の場合、提供するサービス価格に、お店が負担する決済手数料分をONすることができるが(価格の決定権がお店にある)
・医療機関は「診療報酬」という仕組み上、一つのサービスの価格が全国一律で決められているため、医療機関のさじ加減で、サービスに価格をONできない。つまり、手数料は医療機関が負担することになる。
飲食店の場合は、決済手数料は3%程度が多いようです。同じ水準の手数料を医療機関に当てはめてみると、
1,000円なら30円。
10,000円なら300円。
給与に当てはめると、新卒200,000円で、手数料6,000円持っていかれるってイメージでしょうか。数字で見ると、確かに大きな負担ですよね。
また、普段、年齢層の高い方と一緒に仕事をすることが多い、私の個人的な意見としては、サービスを受ける側の多くが高齢者(若年層と比べてキャッシュレス使用率が低い)ことも、導入をためらう大きな要因ではないかと思います。
結局、あまり手間減らないんじゃないか。
いやむしろ、現金主義と、キャッシュレス主義と、両方の対応をしないといけないから、トータルで労力かかっているんじゃないか(笑)
私も仕事柄、若い方から高齢の方まで幅広く対応していますので、経費負担増に加えて「キャッシュレス導入したいけど、う~ん、結局手間かかるんじゃないか」としり込みする気持ちの部分は、非常に共感します。
次の記事は、私の周りでキャッシュレス導入をされた町の呼吸器内科さんのことを書こうと思います。