「【緊急解説」いま「超円安」が止まらない理由」(5/6、NewsPicks)の記事を読み、要点と感想をまとめてみた。
・円安ってやばい?🤔
・円安による身の周りへの影響😰
・超円安は止められるか。😅
・まとめ💪
(※記事の図・表は全て、「【緊急解説】いま「超円安」が止まらない理由」から引用)
Q.円安ってやばいの?
A.「円安&円購買力低下」が、やばい
・円安は、日本全体の価値が安くなる。円が減価する。世界から見ると減っていく。
・円の価値が減るため、円で買えるモノ・サービスが減る。
・アメリカなどは、物価や給料が上がり続けている。一方、日本は低成長であることから、円の購買力が低下(実質実効為替レート指数※)
※世界の物価の変化などを加味した、日本円の購買力を表したもの
・つまり、円安自体がやばいというより、円安に加えて、円の購買力が低下している状態が「やばい」という理解
Q.円安による身の周りへの影響
A.値上げ、値上げ、値上げ
・世界的に原油価格が上昇。加えて、超円安により、さらに価格上昇。原油高により、電気、ガス、ガソリン等の価格も上昇
・例えば、食料品価格も多数が上昇
Q.超円安は止められるか。
A.難しい。
前提知識として、金利(政策金利)は国ごとの経済力の力強さを表す。
アメリカは、GAFA等により、好景気が続く。一方、日本は低成長
「じゃあ、日本も金利上げよう」
それには、以下の3つの痛みが伴うため、なかなか難しい。
①日本政府のお金周りが悪化(過剰な借金(国債)の金利上昇により、財政悪化)
②ローン上昇(家、車等)、事業資金の金利上昇により、景気に冷や水
③債券の金利が上がり、相対的に株式購入のメリットが下がり、企業の株価↓の恐れ
Q.まとめは?
A.先行き不透明。自分の身は自分で守るしかない。
・超円安を是正する効果的な手段が現状、見当たらない。円安が続くと、輸入価格が高止まりし、食料品価格も高止まりする恐れ
・節約にも限界があるので、稼ぐ力を増やすことが一つの方法。例えば、
✔日本円以外での資産運用(新NISAを活用した全世界株への積立投資)
✔副業に取り組む
✔給与の上がる転職
などに取り組んでいくのが望ましいと思う。
(感想)
・数値がまとめてあり、説得力のある、わかりやすい記事だった。ある意味、島国で、保守的で、外部の影響を受けにくい日本ならではの特殊な事情により、円安&円の購買力低下でもこれまで、モノやサービスが比較的安価な状態で維持できていたのだな、と思う。先日、スキーで北海道の観光地、ニセコに行くと、スキー場レストランでカツ丼が1杯3,000円。客は、外国人ばかりであった。日本人の姿は店員だけ(笑)。外国人から見ると、今の日本はまさに「バーゲンセール」。宿も、食べ物も、電化製品も、なんでも安い。この記事を読んだ後、日本を満喫している外国人を見るたびに「日本は貧しい」という現実を感じるかもしれない。ただし、円安は輸出企業にとっては追い風とう面もある。円安の悪い面に偏っている印象も受けるので、もう少し円安のメリットを記載する工夫もあった方がよい。